土地を相続人間で分割したら、価値が大幅に下がってしまうのか(不動産の分割)
不動産の分割面積が広く、道路との間口が広い長方形の土地であれば、二等分、三等分しても、それぞれの等分が十分に利用可能な有効な土地となり、価値が下がらないこともあります。
しかしながら、普通の土地であれば、二等分しただけでも、二等分後の土地は、面積が小さくなったり、間口が狭くなったりして、建物建築がしずらい土地になったり、綺麗な長方形の土地に二分することができず、二分された土地の一つは、鍵型地(旗竿地)のような形になってしまうこともよくあります。
このような場合、二分した後の土地の単価(1㎡当たりとか、坪当たりとか)は下がってしまいます。
1坪あたり30万円の土地だったのに、二分したら、それぞれの土地が、1坪あたり20万円の土地になってしまったということが十分に起こり得ます。