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隣の土地の大木が自分の建物に倒れこんできた

 

別荘地で起きた事件です。山の中に別荘を所有していたところ、隣の土地の大木が倒れて別荘の建物に寄りかかってきました。
それだけではなく、隣の土地に成育している他の大木の何本かも倒れそうな雰囲気になってきました。
このまま放置しておくと、大木が寄りかかった部分が腐食し始めたり、破損が広がったりして被害が拡大するおそれがありました。
まして、その他の大木まで倒れ込んでくると、建物が崩壊する可能性すらありました。 そこで、この建物所有者から何とかして欲しいと依頼を受けたわけです。

相手方に倒れた大木の撤去と、他の木が倒れないようにすることを請求しました。法律的には、所有権に基づく妨害排除請求・妨害予防請求をしたことになります。
森林組合や管理事務所も介在し、結果として、全て隣の土地所有者の費用で、倒れた大木を撤去することになり、実際に撤去してもらいました。
また、他の木については、20本の杉を伐採撤去し、依頼者の土地や建物に倒れ込まないようにする和解ができました。その後、和解どおりに伐採が完了しました。

この案件は、夏に依頼を受けたのですが、迅速に対応したため、木の伐採撤去を10月末には完了できました。依頼者からは、「雪が降り積もるようになったら大木が次々に倒れこんでくるだろうから、どうしようと思ってましたが、これで安心して冬を越せます」と大変喜んでいただきました。

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