民法とは?(2019年2月20日掲載)
人は、様々な人との関係の中で生活しています。
物を売ったり、買ったり、貸したり、借りたり。何かの作業をしてもらう約束をしたり。働いたり。何らかのサービスを受けたり。
これらの人々が日々行っていることが、どういうことなのか、
これらの日々行っていることについてトラブルが発生したらどうなるのか、
そういったことを定めている法律が民法です。
上に書いたような、人々が日々行っている行為は、人と人との間での合意・約束によって成り立っていますが、この合意・約束について定めているものが民法です。
また、民法は、人と人の合意・約束について以外にも、家族のことについても規定しています。夫婦や親子などの家族関係、家族が亡くなった場合にその遺産をどうするかという相続関係、そういったことについても規定しているのが民法です。
したがって、日々の生活では意識していませんが、人は、皆、この民法という法律の中で生活しており、何かトラブルがあったときには、この民法という法律が顔を出してくるということになります。